東京での開催が決まった2020年のオリンピックとパラリンピック。 政府は、準備を本格化させるため、4日に内閣官房に「推進室」を設置します。 国を挙げて取り組んだ東京招致で、政府高官は、ある人物の支持が勝因のひとつになったとしています。 東京都が6年越しの招致活動を繰り広げてきたオリンピックとパラリンピック。 2回目の挑戦となった今回は、失敗が許されない戦いでした。 国も全面的な支援に乗り出していました。 安倍総理大臣は、6月に開かれたTICAD=アフリカ開発会議で、4日間におよそ50か国の首脳と個別に会談。 東京招致への協力を要請しました。 開催都市を決めるIOC=国際オリンピック委員会の総会までに訪問した20余りの国でも支持固めに努めました。 しかし、情勢は直前まで不透明で、スペインのマドリードと激しく競り合っているという見方も出ていました。 こうしたなか、日本を勢いづけることがありまし