ダイビングのライセンスを取ったばかりの初心者ダイバーの方で、特に伊豆でダイビングをされる方に是非覚えて頂きたいのが、「季節来遊魚」の存在です。 季節来遊魚というのは、初夏から秋にかけて南の方から流されてくる熱帯のサカナ達の事を言います。 南の方というのは具体的に言うと沖縄方面などの南の島になりますが、伊豆の場合は四国や紀伊半島から流されてきているという話もあります。 いずれにしても、伊豆に一年中いるサカナではなく、初夏から秋にかけて流されてきて、冬になるといなくなってしまうサカナ達のことを指します。 別名、死滅回遊魚とも言います。昔は死滅回遊魚としか呼ばれていませんでしたが、「死滅」という言葉や、「回遊魚」という言葉よりも、「季節来遊魚」の方が良いですね。 また、私たちインストラクターは、「南方系のサカナ」という言い方も良くします。これも季節来遊魚と同じ意味です。 南の島へは戻れない、かわ