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思想史に関するkanmuriのブックマーク (2)

  • 「労使関係論」とは何だったのか(3) - shinichiroinaba's blog

    段階論のベンチマークとしては大別して上部構造的な「政策」「法制」「イデオロギー」と、下部構造的な「生産力」「産業組織」との二通りが考えられる。そして両者の予定調和は必ずしも保障されていない。結論から先に言えば、後者の契機に着目したうえで、実証研究の精度を上げていけば、行きつく先は段階論の否定にならざるを得ない。資主義的市場経済の展開の中で、市場構造も産業組織も、細かく言えばセクターごとに多種多様であり、それぞれにおいて必ず「自由競争→独占」という傾向が存在しているわけではなく、また個々の企業のみならず、産業のレベルで栄枯盛衰、新陳代謝が繰り返される。それは全体としての「段階」というくくり方を暫定的にしか許さない。 そしてとりわけ既にみたような戦後初期の「東大学派」の労働問題研究の文脈においては、「段階論」にとってのみならず、マルクス経済学的資主義論にとってどうしても原点になってしまわざ

    「労使関係論」とは何だったのか(3) - shinichiroinaba's blog
  • asahi.com: 近代国家を構想した思想家たち 鹿野政直さん - 著者に会いたい - BOOK

    龍馬や天理教教祖の中山みき、中江兆民、吉野作造、美濃部達吉、市川房枝、岡倉天心、山川菊栄、河上肇ら25人を取り上げた、人物でたどる日近代史だ。 それぞれの著作や発言録から引用個所を決め、そこを軸にスケッチするように書いたという。一人6ページ、福沢諭吉と内村鑑三だけ8ページになった。19世紀末、内村が教育勅語に礼拝せず教職を解任された「不敬事件」の項では、現代の日の丸・君が代問題にふれている。「『愛国』が一元化されたら恐ろしい。つい僕らが子どもだった時代に経験してきたことです」と話す。 ジュニア新書で書いたのは、若い世代とつながりを持ちたいと考えたからだが、「(年配の人が読む)シニア新書と言われてガックリきてるんです」と笑う。つまりは、大人にも読み応えのあるものになったということだろう。 早稲田大で99年まで教え、日近現代史と思想史、とりわけ民衆史や女性史、沖縄史に力を注いできた。少

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