苦境に陥る本などの紙コンテンツには、どんな活路があるのか。雑誌の編集長であり、本屋 B&Bを運営する嶋浩一郎氏は、絵本作家として本の売り方の新境地を切り拓く西野亮廣氏を「(本を)買う理由からデザインできる人」と評する。本好きな2人が語る、本が売れない時代の「本の売り方」とは。 本の新たな売り方を発明する 嶋:僕はね、今日実際にお会いするまでにいろんな言動を見ながら、西野さんのことを「究極のサイコパスの人だな」と思っていたんですよ。 『編集会議』2017年春号は「記事論」「メディア×働き方」を総力特集。本対談ほかLINE田端氏が語るメディア論、ユニクロ潜入ジャーナリスト横田氏に聞く「編集者・ライターの働き方」など収録。詳細はこちら(Amazon)。 西野:サイコパスなんて、はじめて言われましたよ(笑)。人を殺したりするイメージしかない(笑)。 嶋:そうそう、サイコパスって猟奇殺人者とかって言