切手というモノを、ちょっと違った角度から眺めてみると、あなたの知的好奇心をくすぐる新たな発見がイロイロあるのです。そんな切手の面白さを綴っていこうと思っています。 ご報告がすっかり遅くなりましたが、アシェット・コレクションズ・ジャパンの週刊『世界の切手コレクション』2017年9月6日号が発行されました。僕が担当したメイン特集「世界の国々」のコーナーは、今回はチリの特集(3回目)です。その記事の中から、この1点をご紹介します。(画像はクリックで拡大されます) これは、1947年に発行された“南極領有宣言7周年”の記念切手で、チリ領南極の範囲を示す地図が描かれています。 19世紀初頭、西洋人による南氷洋でのクジラ、アザラシ、ペンギンの狩猟が盛んになる中、1819年2月19日、英国人の探検家ウィリアム・スミスが、南極地域の最も北方に位置するサウス・シェトランド諸島(南緯61度00分-63度37分
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