2009/06/05 石州御運上銀 カテゴリ:カテゴリ未分類 「一石州御運上銀、今未ノ刻御着、笠岡や蔵ニ入御符印被成、鎰ハ笠岡屋へ御置被成候 合 灰吹銀三百弐貫三百五匁六分壱厘 丁銀弐百四拾九貫八百五拾七匁壱分弐厘 此箱数五拾六箱 御宰領衆弐人 勝岡久左衛門様 川井喜田右衛門様 一馬四拾七疋 市村より尾道迄 内 弐拾八疋 御銀馬 弐疋 皆具馬 弐疋 乗掛馬 拾疋 中荷馬 五疋 余慶馬」(宝永二年(1705)九月十三日、「十四日町年誌」) 石州御運上銀が今日午後2時頃到着した。笠岡屋の蔵に入れて封印し、鍵は笠岡屋へ預けられた。荷物は、灰吹銀が302貫305匁6「分」1厘、丁銀が249貫857匁1「分」2厘。箱数では56箱。御宰領衆は2人(勝岡久左衛門様・川井喜田右衛門様)。市村から尾道までの輸送に使つた馬は合計47疋(御銀馬28疋・皆具馬2疋・乗掛馬2疋・中荷馬10疋・余慶馬5疋)である。