共産党の志位和夫委員長策士策に溺れる。情報宣伝工作を得意とする中国も、東電福島第1原発の処理水を「核汚染水」と呼ぶプロパガンダは裏目に出ている。日本国内では日本産の水産物を食べ応援しようという機運が高まる一方、中国に同調する国はほとんどない。 ▼「(中国以外の)世界の国々は日本側に立ち、日本が正しいと分かっている」。来日中のマッカーシー米下院議長は7日、記者団に語った。同席したエマニュエル米駐日大使も「中国には日本を孤立させる意図があったが、中国こそが孤立している」と指摘した。偽情報で世界の分断を図る中国共産党の手法は、見透かされている。 ▼それでは、処理水をやはり汚染水と呼ぶ日本共産党はとみると、次期衆院選候補がX(旧ツイッター)で中共も顔負けの妄言を発信している。「どうぞ、もっとしっかり汚染魚を食べて、10年後の健康状態をお知らせください」。