「タワマン節税」という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。 相続節税なんかまったく関係のない私でもよく聞く言葉です。 さて、そのタワマン節税がどうやら終了しそうな空気が漂ってまいりました。 国税庁が全国の国税局にタワマン節税の監視強化を指示。今後は、タワマンを使った相続節税が有効ではなくなる可能性が出てきました。 と話を続ける前にタワマン節税について説明。 タワマン節税とは? 住居の相続税評価額は以下のようにきまる。 敷地面積×路線価(土地)+固定資産税評価額(建物) マンションとかの戸数が多い建物の場合、この土地の評価額はその戸数で按分されます。 つまり土地の評価額が10億の場合、マンションの戸数が500戸であれば、一戸あたりの土地評価額は200万円になりますが、100戸であれば、一戸あたりの土地評価額は1千万円。 つまり、マンションの戸数が多ければ多いほど、相続税評価額が下がるとい