最近、遺伝子工学や医療分野など、細胞のもつ遺伝子情報に注目が集まっている。とはいえ、私たちは自分自身の遺伝子情報を目にする機会は少ない。そんなあなたのDNAをアートにしてしまおうというユニークな試みが、ニューヨークにベースを置く企業「Genetic Ink」である。 ユーザーがサインアップをおこなうと、「Genetic Ink」からDNA採取キットが送られてくるので、頬の内側の細胞を採取して送り返す。すると、FDA(アメリカ食品医薬品局)の認可を受けた、プライバシーセキュリティが整備されているラボで、送られてきたDNAをチェック。遺伝子情報に基づき、デザイナーのMathieu Daudelin氏によって、Sparkと呼ばれる模様を用い、キャンバス上にアートとして配列されていく。 そうして、“あなただけのDNAアート”が完成する。ユーザーは、17の色彩設計パターン、4つのサイズから選択可能で