「10倍売る人の文章術」はベタなタイトルの本ではありますが、よくあるタイプのベタな精神論本ではなく、実績に裏打ちされたシュガーマンというマーケッターのノウハウが凝縮された一冊です。 そのメッセージは実にシンプル。 「広告のあらゆる要素はコピーの第一センテンスを読ませるために存在する」 「第一センテンスは第二センテンスを読ませるために存在する」 「第二センテンスで読みつづけたいと思わせる」 まぁ、言われてしまえば当たり前なんですが、意外なほど自分も含め世の中の広告や文章がこの要素を実現できていないことに気づかされます。 特に個人的に印象に残っているのは「編集作業では、言いたいことを最少の字数で表現できるようにすべし」という点。 自分はどちらかというとブログにしろ、製品紹介の文章にしろ長くなりがちな傾向があるので、改めて反省するところの多い指摘でした。 ちなみに本自体は、セールスのための文章術
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