Kaspersky Labによると、Adobeのセキュリティ情報にWiiについての記載はなく、忘れられているようだという。 Adobe Flash Playerの脆弱性の影響で任天堂のゲーム機「Wii」がフリーズしてしまう問題について、ロシアのセキュリティ企業Kaspersky Labは、Adobeのパッチのバージョン番号に混乱があり、Wiiの脆弱性は解消されていないと指摘した。 この問題はSymantecが報告したもので、OperaブラウザのFlash対応に起因する。Kasperskyでは検証のため、Wiiがクラッシュする状況を再現。最新状態のWiiでFlash Playerのバージョン情報をチェックしたところ、「7.0.70.0」がインストールされていると表示された。 しかしAdobeのセキュリティ情報によれば、問題の脆弱性の影響を受けるのは「7.0.69.0」とそれ以前のバージョンで
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