静岡大情報学部杉山岳弘研究室は8日、天浜線の駅名看板などに残る手書き文字をフォント化した「天浜線フォント」の改訂版を公開した。新たに制作した漢字750字を含む計972字が、公式ホームページでダウンロードできる。 天浜線フォントの改訂版を発表する制作メンバー=浜松市天竜区の天竜二俣駅 同研究室と学生有志が2019年から始めたプロジェクト。天浜線の前身、国鉄二俣線時代に制作された現存する看板文字などを、デジタルフォントとして再生させる取り組みを続けている。 今年3月、第1弾として平仮名と片仮名を中心に制作した176字のフォントを公開。これまでに1万4000件以上がダウンロードされた。 同日、制作メンバーらが浜松市天竜区の天竜二俣駅で発表会を開いた。改訂版では、小学4年までに習う漢字やアルファベットを追加。フォントメーカー「モリサワ」の協力でAIによる自動生成技術を取り入れ、効率的なフォント制作
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