安倍晋三元首相の国葬をめぐり、日本では反対の声が高まっている。1日付「朝日新聞」によると、国葬に反対する市民団体が31日夜に国会周辺で抗議集会を開いた。現場には約4000人が集まり、「国葬に反対」「国葬を民主主義の葬式にするな」「国葬への税金の使用に反対」などと叫んだ。複数の野党国会議員が演説し、集会に声援を送った。 31日付「毎日新聞」によると、安倍氏の国葬は9月27日午後2時に東京の日本武道館で執り行われる。参列者には皇族、政府高官、海外政界要人などが含まれ、最多6000人にのぼる見込みだ。先ほど松野博一内閣官房長官は会見で、2022年度予算から国葬に約2億5000万円を拠出すると発表した。 中共中央党校(国家行政学院)国際戦略研究院研究員補佐の于海龍氏は「環球時報」の取材で、岸田文雄首相が国葬を堅持することには主に次の3つの理由があると述べた。(1)日本国内の安倍氏を支持する保守勢力