土壌汚染地に食品市場の建設を許容する技術者は皆無 豊洲市場では目下、建物の地下を空洞にした決定プロセスが、大きな問題になっています。実は、土木学会・建設マネジメント委員会・環境修復事業マネジメント研究小委員会が、2013年に、豊洲への市場建設について調べていました。土木学会は建築学会と並んで、建設関係者に大きな影響力を持つ、有力な学会です。 その具体的な内容は、日本大学理工学部土木工学科に2013年4月に提出された、下池季樹氏による学位請求論文、『土壌汚染対策事業の最適なマネジメント手法導入に関する研究』に掲載されています。この論文は審査に合格し、同氏には2013年10月に工学博士の学位が授与されました。 執筆者の下池季樹氏は、土壌汚染対策事業の現場管理に従事している技術者ですが、それと同時に土木学会・環境修復事業マネジメント研究小委員会の小委員長という立場にありました。そして同論文自体は
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