(台北中央社)台北市内の商業施設建設を巡る汚職事件で勾留されている第2野党・民衆党主席(党首)の柯文哲(かぶんてつ)前台北市長について、台湾台北地方法院(地裁)は1日、勾留を2カ月延長し、接見と通信を禁止する決定を出した。 柯氏は今年9月5日に勾留された。勾留満期を前に、台湾台北地方検察署(地検)は先月25日、口裏合わせの恐れがあるとして勾留延長を請求していた。 台北地裁は1日、柯氏に証拠隠滅や口裏合わせの恐れがあると認定し、勾留延長が正当と判断した。勾留は5日から2カ月延長される。
(台北中央社)レバノンで17日に起きたポケベル型通信機器の相次ぐ爆発で、爆発した機器が台湾製だと報じられたのを巡り、行政院(内閣)は19日、「台湾が輸出したポケベルに爆発の問題はない」とコメントし、司法調査を進めていると明らかにした。 イスラム教シーア派組織ヒズボラのメンバーらが使う通信機器が相次いで爆発したことを巡り、一部海外メディアはレバノンの治安当局者や米当局者の話として、通信機器はヒズボラが台湾企業「ゴールド・アポロ」(金阿波羅)に注文したものだと報じた。同社は18日、爆発した機器はハンガリー企業「BAC CONSULTING KFT」が製造、販売したもので、ゴールド・アポロは商標利用を許可しただけだとの声明を出した。台湾士林地方検察署の検察官は19日、法務部(法務省)調査局を指揮し、同社責任者らを事情聴取した。 行政院の李慧芝(りけいし)報道官は行政院院会(閣議)後の記者会見で、
(台北中央社)台湾台北地方検察署(台北地検)は31日、汚職容疑で事情聴取していた第2野党、民衆党主席(党首)の柯文哲(かぶんてつ)前台北市長を逮捕したと明らかにした。聴取が長時間に及び、断りなく取調室を離れようとしたため、検察官が共犯者や参考人らと口裏合わせをする恐れがあると判断し、逮捕したとしている。 柯氏は台北市長時代、市内に建設中の複合商業施設の容積率を巡り、開発業者に対して不正に便宜を図った疑いがあるとして30日、台北地検と法務部(法務省)廉政署による任意の聴取が続けられていた。 台北地検によれば、31日未明、聴取を拒否する意向を示した柯氏に対し、検察官は一度休憩できると説明したものの、柯氏が応じなかった。 台北地検は柯氏について、腐敗防止条例違反(不正に利益を図った罪)に関与した恐れがあり、柯氏が全ての聴取を終える前にその場を離れた場合、真相が分からなくなるリスクが高まる他、捜査
(台北中央社)パリ五輪のボクシング女子57キロ級に出場し、性別騒動の渦中にある林郁婷に対し、台湾で頼清徳(らいせいとく)総統をはじめ励ましの声が相次いで寄せられた。海外では国際オリンピック委員会(IOC)は出場資格を巡る疑念を一蹴する声明を発表。東京五輪ボクシング女子フェザー級金メダルの入江聖奈さんも「悲しい気持ちになる」との心境を吐露した。 頼総統は2日、フェイスブックで「われわれは彼女(林)と共にあり、固い後ろ盾になる」とエールを送り、声援を呼びかけた。 蔡英文(さいえいぶん)前総統は同日、昨年10月に総統府で林ら杭州アジア大会台湾代表選手団と共に撮影した写真をフェイスブックに投稿。「一緒に林選手を応援しよう。場外の騒動や対戦相手の挑戦を前にしても、林選手は恐れていないと信じている」とつづった。 教育部(教育省)体育署の鄭世忠(ていせいちゅう)署長は7月31日、出場資格に問題はないとの
(台北中央社)富山県の製薬会社「キョクトウ」が胃腸薬「正露丸」の試験結果を改ざんして出荷したなどし、同県から業務停止命令が出された問題。衛生福利部(保健省)食品薬物管理署は27日、同社が製造し台湾の業者が輸入、販売していた正露丸2製品について、2023年2月から輸入禁止の措置を取っていると説明した。 同署の王徳原副署長がメディアの電話取材に応じた。同署は22年9月初頭、日本当局から同製品の成分不足についての連絡を受け、同月中に輸入業者2社に対して回収を指示。また業者に対し、調査報告や日本当局による審査の合格証明などの提出を求めたものの、期限までに提出がなかったため、23年2月1日付で輸入を禁止したという。
南部・台南市の慰安婦像前で14日、民間団体が主催する慰安婦の追悼式が行われた。出席した最大野党・国民党の馬英九(ばえいきゅう)前総統は日本政府に謝罪や賠償を求める考えを示した。
インターネット上の掲示板に蔡英文(さいえいぶん)総統の殺害をほのめかす書き込みをしたとして、南部・台南市政府警察局永康分局は9日、20代無職の男を脅迫容疑で逮捕したと発表した。逮捕は8日。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
台北市内のレストランで無数のゴキブリをばらまいて逃走したとして逮捕された5人の容疑者が5日、台湾台北地方検察署(地検)で取り調べに対し、借金の取り立てを頼まれたのがきっかけで犯行に及んだと供述した。同日記者会見を開いた台北市警察局の陳嘉昌局長は、動機についてさまざまな憶測が飛び交ったがどれも事実ではなく「ほっとした」と胸をなで下ろした。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く