ネットにあったアラーキーをバッサリやってる文章が面白かったので、ちょっと読んでみたが、相談室形式のせいか割と穏当だった。ギャラリストへの質問返しの回が一番ピリピリしてたかな。 アラーキーに関しては、この本では、フェミも受容できる『センチメンタルな旅』で評価した世間ってズルいという見解だった。 美術、応答せよ!: 小学生から評論家まで、美と美術の相談室 (単行本) 作者:森村 泰昌発売日: 2014/07/24メディア: 単行本 アラーキーからの質問 正気?狂気?本気?色気?どんな「気」持ちか、きかせて(荒木経惟)(略)こんどは、バルティスの<街路>の左端の少女を抱いてる男をヤって下さい。(略) (略) 思いきって言います。あのはじめての天才アラーキー目撃からずいぶん時間が経過した一九九〇年。私は篠山紀信さんに拾われた。篠山さんがホスト役となり、新しい写真家を紹介するNHKのテレビ番組「近未