本当です。 幕末・明治期にヨーロッパの文化が大量に日本に伝わる中で、ヨーロッパの諸言語で書かれた書物の翻訳が行われました。また、同時に、外国語の教育や学習も盛んに行われるようになりました。特に、明治期以降は(現在に至るまで)、英語の教育や学習が盛んに行われるようになります。 質問の、「英語を訓読していた」というのは、特に、英語教育・学習の場において行われていました。その訓読がどのように行われていたのかということは、明治期の英語教科書の参考書として出版されていた、訳本に見ることができます。 図1 : 永井岩太訳『正則ニューナショナル第二リードル獨案内』(尚書堂、1886年) 1ページ(国立国語研究所 研究図書室 蔵本) たとえば、上の写真の【図1】永井岩太訳『正則ニューナショナル第二リードル獨案内』(尚書堂、1886年)を見てください。これは、New National 2nd Reader