小池氏のカイロ大学”入学詐称”を追及する。 結論からいえば、本人証言をベースに、エジプトの大学関連法令から裁判例、カイロ大学の学則から現地報道、留学時代を知る日本人の証言まで照らし合わせた結果、小池氏が合法的に入学した証拠は一切得られなかった。 カイロ大学”卒業詐称”どころか、小池氏の学歴は根底から崩れることになる。 まずは、入学時期から検証する。 小池氏の自叙伝『振り袖、ピラミッドを登る』(1982年)には、 「私がカイロ大学に入学したのは、1972年10月だった」 『振り袖、ピラミッドを登る』1982年 小池百合子著という記述がある。 他の公表されているプロフィールも多く見たが、下記の通り入学年・月には一貫性がある(ただし学部・学科の記載有無はばらつきがある)。 ・1972年10月 カイロ大学入学 ・1972年 カイロ大学文学部入学 ・1972年 カイロ大学社会学科入学 ・1972年1