「足立区入谷五丁目に、戦時中墜落したB-29のタイヤが残っているのをご存知ですか?ツイッターで少々話題になっています」との「区民の声」をいただきました。 いまでは「B-29」をご存知の方も少なくなったと聞きましたが、太平洋戦争中のアメリカ軍の爆撃機のことで、東京をはじめ日本各地を空襲し、当時、知らない日本人はいない飛行機でした。 現在も民有地である農地の一角に確かにタイヤは残っています。平成10年発行の『足立風土記稿 地区編4・舎人』に記載があり「GHQの記録を調べなおしたところ、昭和20年5月26日の墜落と公式記録が残っていた」そうです。ちなみに搭乗員は全員死亡したとのこと。墜落場所は現在の入谷のトラックターミナルあたりのようです。「旋回して落ちてくると、だんだん翼が見えてきて、あの時の熱気はすごかった」と、目撃者が当日の様子を語っています。 墜落機のプロペラは一時入谷南中学校に保存され
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