タグ

ブックマーク / www.shisokan.jp (3)

  • 塩村文夏へのセクハラ野次でも沸き立つ優生思想 | 反省の女性学

    塩村文夏が都議会で、「産めないのか」や「自分が早く結婚すればいい」と野次を受けたことが問題になっている。女性手帳の時と同じで、またあることが置き去りにされている。女性手帳の時には、産む産まないは女性の権利で、女性の自己決定権をしっかりと教育する必要があるなどと言われていた。塩村文夏の野次でも、またその問題が繰り返されている。産む権利の女性の自己決定権を声高に言う時に、常に対立してきたのは優生思想で、障害者の存在だ。優生思想と日の女性運動に首を突っ込んだ者に有名なのは、平塚らいてうだ。 平塚らいてうの「避妊の可否を論ず」では、「優生学的立場から、法律によってある種の個人に対し結婚を禁止したり、断種法の施行を命じたりする事は我国でも今すぐにでも望ましいことです」と言っている。日の女性運動は優生思想と密接に結び付き、共に今まで「発展」してきた(現在でも、平塚らいてう研究の米田佐代子のらいてう

    kaos2009
    kaos2009 2014/06/22
  • 女性差別報道のパラドックス:インドレイプや女性監督などを例に | 反省の女性学

    最近の一面的な女性差別報道を見ると、戦前から何も変わっていないどころか、むしろ悪化しているのではないのかという例ばかりだ。女性が差別されているという時のその「女性」とは、何なのか。多数派(支配側)の女性への「差別」問題に及んだ時に声高に主張しだすのは、戦前から変わっていない。戦前から続く障害者を無視して多数派の女性の権利を最優先してきたことなどが典型だが、今も何も変わっていない。そのような例がかなり出てきて、そのことの批判が稀なので、ここでまとめることにした。 インドのレイプ報道 まず、最初に、インド女性へのレイプ報道。この件でインドで抗議運動が起こっているが、インドの実態を考えると強烈な欺瞞が隠されている。まず、インドで抗議が起こったのは、被害者が不可触民(アンタッチャブル、ダリット)ではなかったからだ。不可触民が被害者であれば、警察も全く動かない。首相が女子学生の遺体を手厚く迎えたり、

  • パラリンピック:女子サッカーより遥かに評価されない障害者スポーツ | 思想館

    ロンドンパラリンピックが、2012年8月29日から開催される予定になっている。女子サッカーワールドカップで優勝したことで、実力が正当に評価されないことや、女子サッカーの環境の問題などが言われている。しかし、それを言うのならば、考えて見れば当然のことだが、健常者の女性よりも、遥かに実力が評価されず環境面でも整備されてこなかったのが、障害者たちだ。 2010年2月12日から開催されたバンクーバーオリンピックでは、日選手は金メダルが1つも取れなかった。銀メダルが3つ、銅メダルが2つの計5つのメダルの獲得に終わった。2010年3月12日から開催されたバンクーバーパラリンピックでは、日選手は、金メダルを3つも取った。銀メダルが3つと銅メダルが5つの計11個のメダルを獲得した。 オリンピックよりもパラリンピックのほうが、メダル獲得数が2倍以上も多い結果になった。だが、オリンピックに比べてパラリン

  • 1