経緯 山口県で昨年10月、ビタミンK2シロップを摂取しなかった生後2ヵ月の乳児が頭蓋内出血で死亡した。ビタミンK2には止血効果がある。シロップにして新生児に摂取させる医療行為がごくふつうに行われているが、義務ではない。母親には拒絶する自由が認められている。 わが子にシロップを投与しなかったのは助産師の判断であり落ち度だったとして、今年8月、母親が5600万円を請求する民事訴訟を起こした。助産師は争う姿勢を見せたが、2回開かれた口頭弁論では何も審議されなかった。3回目を開くことなく、12月に和解が成立した。 内容を口外しない条件が和解の際についたという。だから和解金が支払われたか、もし支払われたならいくらだったはか明らかでない。母親は「私たちの勉強不足もあり娘は亡くなりました」と、近しい人のブログにコメントを出した。ただしこのコメントは新聞報道されていない。朝日新聞と読売新聞は、推定した根拠
由井寅子氏は著書『ホメオパシー的妊娠と出産』の中で流産を経験した女性とのやり取りについて以下のように語っている。 あるお母さんがステロイド剤(副腎皮質ホルモン剤)のコルチゾン(一般名:強力レスタミンコーチゾン)をとり続けていました。この方はアトピーのためにステロイド剤をずっと使っていたのです。それで、妊娠7週目で子どもが流れてしまった。当然、そのお母さんはおんおん泣きました。 でも私は、彼女に「よかったね」といったのです。「全部とは言わないけど、子どもさんがあなたのステロイドの毒を食べてくれて流れたのだろう」と。胎盤は栄養だけでなくあらゆる母体の毒を吸い上げてしまうのです。幸いに、2年後にまた子どもができました。よかったですね。 (引用元:由井寅子著『ホメオパシー的妊娠と出産16ページ、強調は引用者による。) まず、「それで」などという言葉を使って、「あるお母さん」の流産の原因が彼女が使用
朝日新聞の紙面およびネット上で「ホメオパシー」についての論争が、 この1ヶ月間ほど連日掲載されています。 この論争がはじまってから、さまざまな事を考えさせられています。代替医療のありかた、人権問題、医療問題、人間の自由、社会洗脳、 日本人の在り方、経済と人間、人の命。 あまりにも奥が深いサブジェクトなので、なかなか整理がつきませんが、少しずつ私なりに感じたことを書いてみようかなと思います。 ホメオパシーとは? ホメオパシーとは、代替医療で利用されるエネルギー療法の一つです。 同種療法と呼ばれていますが「毒をもって毒を制する」(同じもので 治療する)という考え方の民間療法で、人間の自然の治癒力を 促す方法としてヨーロッパ、アメリカ、インドなどで利用されて きました。 どういう方法でセラピーを行なうかというと、その人に必要 だと思われる『物質』のエネルギー情報が転写された砂糖玉 (もしくは水)
山口市の助産師(43)が、出産を担当した同市の女児に、厚生労働省が指針で与えるよう促しているビタミンKを与えず、代わりに「自然治癒力を促す」という錠剤を与え、この女児は生後2か月で死亡していたことが分かった。 助産師は自然療法の普及に取り組む団体に所属しており、錠剤はこの団体が推奨するものだった。母親(33)は助産師を相手取り、約5640万円の損害賠償訴訟を山口地裁に起こした。 母親らによると、女児は昨年8月3日に自宅で生まれ、母乳のみで育てたが、生後約1か月頃に嘔吐(おうと)し、山口県宇部市の病院でビタミンK欠乏性出血症と診断され、10月16日に呼吸不全で死亡した。 新生児や乳児は血液凝固を補助するビタミンKを十分生成できないことがあるため、厚労省は出生直後と生後1週間、同1か月の計3回、ビタミンKを経口投与するよう指針で促し、特に母乳で育てる場合は発症の危険が高いため投与は必須と
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