更新の間隔が空きすぎて、存在を忘れられるといけないので。。。 『大昔化物双紙』で活躍した毛女郎は、おそらく鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』で最初に描かれた妖怪だと思われます。 はい、とりあえず、更新に困った時は鳥山石燕先生で(笑) で、ここに貼っても大丈夫な画像がなかったので、オリジナルはリンク先でご覧ください。 ARC古典籍ポータルデータベース 1280画面 で、画像がないと殺風景なので、最後に見たくないかもしれませんが、私のイラストを載せておきますね(笑) では、せっかくなんで読んでみましょうか。。。 【原文】 「毛倡妓《けじようらう》」 ある風流士《たはれお》[戯れ男]、浮かれ女《め》の元に通ひけるが、高楼《たかどの》[高層建築物]の連子《れんじ》の前にて、女の髪《かみ》打ち乱したる後ろ影を見て、その人かと前を見れば、額《ひたい》も面《おもて》も一チ面に髪《かみ》生ひて、目鼻も更に見えざ