「うきよのおはなし(はてな)」一周年記念企画、『男色比翼鳥』巻1の1読み直しの続きだよ! 取り上げて欲しい作品やテーマは引き続き募集中だよ! ※この記事では、国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しております。 男色比翼鳥 6巻. [1] - 国立国会図書館デジタルコレクション ※画像はクリックすると拡大します。 【翻刻】 みどりうちゑミいやはや御尋に預りはづかしき事のミ 咄侍ん某(それかし)は都の者前髪(まへがミ)ある役とて西木原(くりばら)安(あん)左ェ門と云 男とやかふのと申せど心躰見とゞけざる者故一圓(ゑん)した がわざりしをうらみ親(をや)松枝藤兵衛討(うち)たちのきたり 親の敵(かたき)なれば此三ヶ年国々所々を尋ぬれど夫ぞとお もふ人もなし今(いま)ハせんほうつき今宵御仏に是をなげ きかたきの行衛しらしめ給へと扨(さて)こそこもり候なり音羽(をとハ) つく/