『亀山人家妖』の続きだよ! あ、僕と同じ髪型の人が訪ねてきたみたいだよ♪ 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊 ※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています。 絵本国土産 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※画像はクリックすると拡大します。 【翻刻】※ 赤字が前回のくずし字クイズの答えです。 喜三二ばけ物のくふうにこまりいる折ふし 蔦十よりハ日々のさいそくにて九月廿五日 くれ六ッの◆かねをあいづに◆しや本を◆ ワたすべしと◆手づめになり◆こまりける時◆ いづくともなく◆一人の入道来りて曰◆ 「ワたくしハソレおめへの号に◆ 付てござる◆かめ山の化物さ◆はこねからこつ◆ ちといふハむかしのことで◆今ハ日本中にやぼと◆ ばけ物ハねへからワわたしも◆ 化ものをぐつとやめのしろう◆ とゝなりサやく