2022年4月17日のブックマーク (3件)

  • 輪っかに顔が付いた妖怪 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    やあ、みんな久しぶり、輪っかに顔が付いた妖怪、輪香菜だよヾ(๑╹◡╹)ノ" 三つ目と一つ目に負けじと、僕も輪っかに顔が付いた妖怪の話を紹介するよヾ(๑╹◡╹)ノ" 新日古典籍総合データベース 『諸国百物語』[延宝五(一六七七)年刊] ※この記事では国文学研究資料館所蔵資料の画像を適宜改変して使用しています。(CC BY-SA) 【原文】 九 京東洞院《きやうひがしのとうゐん》片輪車《かたわぐるま》の事 京東洞院通《きやうひがしのとうゐんとをり》に、昔、片輪車《かたわぐるま》と云ふ化け物《もの》有りけるが、夜《よ》な/\下《しも》より上《かミ》へ上《のぼ》ると云ふ。 日暮れになれバ、皆人恐れて、往来《わうらい》する事《こと》無し。 ある人の女房《によバう》、是《これ》を見たく思ひて、ある夜《よ》、格子《かうし》の内より覗《うかゞ》ひ居けれバ、案の如く、夜半《やハん》過ぎの頃、下《しも》より

    輪っかに顔が付いた妖怪 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    kapibara5168
    kapibara5168 2022/04/17
    ええぇ…三つ目君と一つ目君のバージョンに比べると可愛らしいとこゼロじゃないですか泣 「女だから」というのは時代として、やはり余計なことに顔を突っ込むもんじゃあないって教訓ですね。怖い怖い…。
  • 一つ目の御隠居 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    前回は三つ目だったから、今回は負けずに一つ目だよ!ヾ(๑╹◡╹)ノ" 年中行状記 : 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 『化物年中行状記』(十返舎一九作画、寛政八[1796]年刊、黄表紙) ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 【原文】 古《いにしへ》、千年 年古《としふ》る狐が、乱菊《らんぎく》の下《もと》に遊ぶと言ふ故事《こじ》[白居易『凶宅詩』によるか]にて、九月にハ、菊を愛し、命の長きを喜ぶ事、人間界に変わる事無し。 「皿屋敷の菊がとんだ評判で御座ります」 「今年は、各別、儂《わし》が世話をしたので、菊が見事に咲いた。和尚に見せたひ」 【現代語訳】 昔、千年生きたキツネが、菊が咲き乱れる所で遊んだという故事によって、九月には菊を愛し、命が長い事を喜ぶ行事[重陽の節句]が人間界にはありますが、同じように化け物の世界でも変わら

    一つ目の御隠居 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    kapibara5168
    kapibara5168 2022/04/17
    菊が男色を示唆しているかも?はともかくとして、一つ目のご隠居の肩を優しく揉む様子が化け物と思えないほど和やかですね。変なオジサン草とか、このご隠居は業界では名のある園芸家なんだろうな。
  • 三つ目横綱 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    みなさまお待ちかね!ヾ(๑╹◡╹)ノ" 今回から三つ目特集だよ!ヾ(๑╹◡╹)ノ" 年中行状記 : 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 『化物年中行状記』(十返舎一九作画、寛政八[1796]年刊、黄表紙) ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 【原文】 十月ハ恵比須講相撲《ゑびすかうすもう》とて、勧進大相撲《くわんじんおほすまふ》、晴天十夜の間、日暮れ早々《そう/\》より始まる。 見物 「あの関取ハ一度も化けた事[「負けた事」と掛けた]が無《ね》へ、強い物だ、イヨ」 同 「これ見越殿《みこしどの》、頭《あたま》が高ひ。又、この天狗も羽を窄《すぼ》めていさつせへ」 同 「杵山《きねやま》とハ杵《きね》の化けたのか、強ひ奴の。そして、飛騨川《ひだがは》ハ名を替へたそうだ」 同 「これ、蜜柑《ミかん》の皮を投げまひぞ。忌々《いま/\》しい

    三つ目横綱 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    kapibara5168
    kapibara5168 2022/04/17
    せっかくの三つ目君特集に遅れちゃった!この三つ目君は普段紹介されている三つ目系の化け物の中では格段に強そうですねぇ。化け物たちがやんややんや楽しそうなのがいいなぁ。