2022年7月24日のブックマーク (2件)

  • 2-赤本再興〇花咲き爺(花咲かじいさん) ~江戸時代の絵本~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    『赤再興《あかほんさいこう》〇花咲き爺《じじ》』[式亭三馬補綴、歌川国丸画、文化九(一八一二)年刊] ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 赤花さき爺 - 国立国会図書館デジタルコレクション 花咲ぢゝ 3巻 鰻谷劇場条書 3巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 【原文】 ①昔/\、片山里《かたやまざと》に、正直正兵衛《しやうぢきしやうべゑ》、お直《なほ》、と言ふ、夫婦の者、有りけり。 慈悲深《じひぶか》く、心素直《こゝろすなほ》なる故、此の二人を、正直爺《しやうぢきぢゞ》、正直婆《しやうぢきばゞ》、と名を呼びけるが、福と言ふ犬を飼ひ置きて、夫婦 寵愛《ちやうあい》し、福も良く馴染《なじ》ミ従ひける。 ②今日ハ福めに、何ぞ旨い物を遣《や》らしやれ。 ③福、来い/\、手を呉《く》れ/\。 ④わん/\/\。 ⑤其の隣に、慳助《けんすけ》と言

    2-赤本再興〇花咲き爺(花咲かじいさん) ~江戸時代の絵本~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    kapibara5168
    kapibara5168 2022/07/24
    意地悪、の前は「慳貪」という言葉が使われていたのですね。時代の言葉というのはその時その時あるのでしょうが、当時の犬の代表的な名前が「福」なら、いつからポチがそれに取って代わったのかしらん(・∀・)
  • 1-赤本再興〇花咲き爺(花咲かじいさん) ~江戸時代の絵本~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    「定番の昔話が江戸時代にはどう書かれていたか?」シリーズヾ(๑╹◡╹)ノ" 今回は、「花咲かじいさん」です。 「花咲かじいさん」は人気があったお話のようで、江戸時代にはいくつかの作品が出版されています。 その中で、制作のコンセプトが興味深かった『赤再興《あかほんさいこう》〇花咲き爺《じじ》』[式亭三馬補綴、歌川国丸画、文化九(一八一二)年刊]を、ここでは取り上げたいと思います。 ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 赤花さき爺 - 国立国会図書館デジタルコレクション 花咲ぢゝ 3巻 鰻谷劇場条書 3巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 【原文】 伏稟《ふくひん》 先年、私、工夫《くふう》を以て、繪草紙合巻《ゑさうしがふくわん》と申す、仕立形《したてかた》を新たに制作《せいさく》仕《つかまつり》り候《さうら》ふ所、御子様方 御贔負《ごひ

    1-赤本再興〇花咲き爺(花咲かじいさん) ~江戸時代の絵本~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    kapibara5168
    kapibara5168 2022/07/24
    現代から見ればこの時代も充分昔なのに、この頃も昔話にノスタルジーを感じてお話をリメイクしていたのですね。きっと、あっという間に現代も過去となるんだろうな…と、悠久の時の流れを感じました。