──学生時代は、いわゆる問題児だったのですか? BossB:YouTubeの動画では冗談半分に「女版・桜木花道!」とか言っちゃったけど、別にヤンキーではなかったです。でも反骨精神むき出し。高校生になるとアナーキズムの本を読んだりしながら、「自由ってなんだ? 真の教育を受けたい!」と叫び、宇宙について学ぶうちに「私が生きている意味は何? 生きるとは?」と内省しはじめました。それらの答えを求めてニューヨークと宇宙を選んだんですよ。ニューヨークがヤバそうでかっこいいから、というチャラい理由もありますが(笑)。 ──大学時代はニューヨークのアングラ文化やアナーキーな政治活動に興味を引かれたとか。 BossB:当時のニューヨークはまさにバットマンで描かれるゴッサムシティみたいな感じの街も残っていました。貧富の差が激しく、犯罪も多いのはアメリカの良くない面ですが、メインストリームから離れた怪しい雰囲気