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ブックマーク / ameblo.jp/lupoburabura (2)

  • 『NT(胎児頚部浮腫)の真実~赤ちゃんの情報は誰のもの?(4)』

    みなさんこんにちは。 更新しようしようと思いながら時間がすぎてしまいました。 今回はNTことNucal Translucency(日語では胎児頚部浮腫などと呼ばれています)についてお話します。 少し長くなりますが、興味のある方、問題に直面している方、そして臨床医の方は是非最後まで読んでください。 実はつい最近まで、私は公のブログや著書でNTについて触れることを避けてきました。実際の臨床やインターネット上でNTのことで問題が起こっていることを気にしてはいたのですが、NTのもつ意味合いから考えてそういうものが存在することを読者の皆さんにわざわざ知らせたくないと考えていたのです。 ところがNTが某マタニティ雑誌に中途半端に紹介されているのを見たり、臨床で苦しい思いをしている妊婦さんとそのご家族と接しているうちに、これはやはりNTについて触れなければ、と思うに至ったのです。 (私は2009年にロ

    『NT(胎児頚部浮腫)の真実~赤ちゃんの情報は誰のもの?(4)』
  • 『底の無い沼 ニッポン』

    当直帯の早い時間。 救急隊から病院に搬送を要請する電話がかかってきました。 高校生。病院にかかったことは無いけれど、妊娠していると。 推定9ヶ月。5分おきの陣痛が疑われる。 あ~、未受診妊婦か。 でも、NICU満床なんだよね。 妊娠週数の分からない搬送を受けて、赤ちゃんがこの病院で診られないくらい未熟だったら、困る。 結果として赤ちゃんに「ベストな」医療を行うことが出来ず、後遺症が残って訴訟になったりしたら・・ まず頭に浮かぶ考えは、「NICU満床なため受け入れ不可能」 それが無難。 でも・・ 地域の病院を知っていると、妊娠週数の分からない未受診妊婦を受け入れるような病院はなかなか無く、おそらく救急隊員は右往左往。救急車内で産まれたりしたら・・ その時、まだ数人の産婦人科医が残っていたので、 「搬送を受けよう。そして妊娠週数や陣痛・子宮口を評価して、必要あれば母体搬送か新生児搬送をしよう」

    『底の無い沼 ニッポン』
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