グリーは5月2日、ゲーム開発会社の米Funzioを約2億1000万ドル(約169億円)で買収すると発表した。モバイル向けシミュレーションRPGで実績がある同社の開発力をGREE Platformによる世界展開に活用する。 5月中に同社株式を100%取得し、子会社化する。同社はAndroid/iOS端末向けやFacebook、Google+などモバイルソーシャルプラットフォーム向けにアイテム課金型のシミュレーションRPGを提供。「Crime City」「Modern War」「Kingdom Age」の3タイトル合計で2000万ダウンロードを超えているという。 同社の開発力とグリーのソーシャルゲームノウハウを融合し、GREE Platformを通じて世界に展開していく。グリーの田中良和社長は「今回の買収は、グリーの今後のグローバル展開に非常に大きな意味を持つもの」とコメントしている。 関連記