フミコフミオの夫婦前菜は今年の7月で連載5周年を迎える。5年はそれなりに長い時間だ。冷酷なぐるなび「みんなのごはん」編集部から、お祝いがあるにちがいない。そんなふうに考えていた時期が僕にもありました。先日、編集担当からメールが届いた。「お世話になっております」いつもと変わらない挨拶。原稿の催促である。ここにきて5周年のお祝いをスルーするつもりなのか。嫌な予感がよぎる。そして「まことに残念ですが…」という文章が続く。これだけお願いしても、お祝いはないのか…。スターライターとの接待で交際費が尽きてしまったのだろう。しわ寄せはいつも弱者だ。 ▲今回のお店の駐車場。「お食事中」ではない場合があるのだろうか謎だ。 事態はより深刻であった。5周年祝いどころか、5周年を直前に控えたこの時期に当連載の終了が伝えられた。きっつー。原稿料をあてにリフォームのローンを組んだのにどうしてくれるんだ。前回の編集部批