ブックマーク / note.com/tiyu (7)

  • 『小悪魔ageha』はオッサンしか読まない雑誌だったのか|ちゆ12歳

    ※この記事は5月19日に更新しました。マガジンとしては「4月分の記事」のところ、更新が遅れてしまっており、大変申し訳ございません。 『小悪魔ageha』はオッサンしか読まない雑誌だった説『小悪魔ageha』という雑誌『小悪魔ageha』は、00年代後半に人気があった女性ファッション誌です。 2007年後半~2009年前半の『小悪魔ageha』「生まれつきエビちゃんじゃなくたって 私たちは努力と一緒に生きていくんだ」(2007年10月号) 「細く! 細く!! 細く!!! とにかく細く!!!!」(2008年2月号) 「ヘアアレンジ大運動会♥」(2008年10月号) 「私たちの黒い闇 服を脱いだら皮膚をはいだら私たちは決して白くない。そして私たちの人生は巻き髪とともに♥」(2009年2月号) 「粘膜のどこに何mm引くか それが私たちには重要!!!」(2009年5月号) 2009年の新聞には、「夜

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  • 「スカートめくり」自体は『ハレンチ学園』以前からあった|ちゆ12歳

    これについて、「漫画表現のせいで現実のスカートめくりが発生した」のはほぼ事実です。これは発端になった漫画を描いた永井豪先生も自分で認めてらっしゃいます。その後「まいっちんぐマチコ先生」でさらに大流行となり、女児被害者が多発、PTAが猛抗議し、連載差し止めになる等大騒ぎになりました。 https://t.co/JnHuInQgVE — しお(汐街コナ) (@sodium) January 11, 2023 そいで、「『漫画表現のせいで現実のスカートめくりが発生した』のはほぼ事実」というのは事実なの? みたいな件について、いちおう、出せる資料だけ出しておこうかな……と思いました。 「スカートめくりの元祖」さて、ツイートで「発端になった漫画」と言われているのは、永井豪先生の『ハレンチ学園』です。 実際、『少年ジャンプ』誌上でも、『ハレンチ学園』を「スカートまくりの元祖」と宣伝していました。 週刊

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  • 「ハレンチ」が褒め言葉だった頃の話|ちゆ12歳

    前置き先月、『三省堂国語辞典』の編集委員の飯間浩明さんが、「ハレンチ」についてツイートしておられました。 URLそんな感じで、「破廉恥」という言葉には、次のような変遷があります。 (1)元は「恥知らず」の意味 例:「貴様は国体のいかむを解さない非義、劣等、怯奴きょうどである、国賊である、破廉恥、無気力の人外にんがいである」(泉鏡花『海城発電』1896年) (2)1968年前後に「イカス」「カッコイイ」みたいな意味で流行る 例:「ことしの夏はハレンチルックで行こう!! 大人たちの常識を打ち破るハレンチ族の超個性的スタイルとは」(『週刊平凡』1968年5/23号) (3)『ハレンチ学園』の流行と前後して「エッチ」の意味で使われることが多くなり、現在に至る 例:「海から来たのはハレンチ人魚姫!!? 異種族交配擬人化ラブコメディー!」(すめしお『ネノちゃんは××したい!!』2020年) ※補足:「

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  • 『薔薇族』が4度目の休刊。たぶん本当にお別れ|ちゆ12歳

    『薔薇族』は、紙媒体のゲイ雑誌です。 まず、1971年に創刊して、2004年に休刊しました。 その後、2005年に復刊して8号で休刊。 さらに、2006年に復刊して1号で休刊。 そして、2007年からは、一般の流通ルートに乗らない自主制作の季刊誌みたいな形で存続していたのですが……。 2007年春号(自力復刊号)と、2023年春号(最終号)それが、2023年4月で「最終号」となりました。 ……というのが、今日の話題です。 『薔薇族』の創刊『薔薇族』は、1971年に創刊したゲイ雑誌です。 商業誌としては「日で最初のホモの専門誌」だと、創刊号にも書かれていました。

    『薔薇族』が4度目の休刊。たぶん本当にお別れ|ちゆ12歳
  • 大川隆法さんのご長男の遺産相続問題|ちゆ12歳

    前置き:大川宏洋さんについて(過去)「幸福の科学」の教祖・大川隆法さんには、子供が5人います。 その長男である大川宏洋(ひろし)さんは、「幸福の科学」の文化・芸能方面の仕事をしていました。 宏洋さんの過去世は、ギリシア神話のエロス神・アポロン神・荘子・西行法師・デカルト・カフカなど。 過去世ではこんな家族だったという設定宏洋さんの魂は、美や芸術に秀でているそうです。 2017年の幸福映画『君のまなざし』では、総合プロデューサー、脚、副主人公役の俳優、主題歌歌唱の4役を任されています。 父である大川隆法さんは、息子の活躍について、「雨雲目指して翔け上がっていく白龍のようだ。君のまなざしは、天空の一点を見つめ続けている」と述べていました。 なお、映画評論家の柳下毅一郎さんは、『君のまなざし』を次のように評しています。(URL) 一番美味しい悪役を演じ、ワハハハと大芝居してワイヤーワークで吊ら

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  • 「NTR」という言葉の発祥は、たぶん2001年7月18日|ちゆ12歳

    この記事は無料です。 8月21日にTBS系で放送された『カノジョも彼女』の第8話に、次のシーンがありました。 「これが巷で噂の、寝取られ趣味ってやつー?!」 こういうのを見ると、「NTR」という言葉も一般化したものだと、しみじみ感じます。 そこで今日は、この「NTR」という言葉の発祥について書いてみます。 「寝取られ」まず、「寝取られ」は普通の日語です。 『日国』を見ると、17世紀の用例も載っていました。 エロゲーの広まりそいで、1990年代に「エロゲー」という文化が広まったのですが……。 その中に、寝取られ的なシーンを含むゲームがありました。 過去の記事で紹介したところでは、 1998年の『モチーフ ~セピア色の素描~』が、普通にプレイしていたら不意打ちでヒロインが寝取られているゲームでした。 (システムがクソゲーすぎて微塵もオススメできないのですが、この寝取られだけは良かったです)

    「NTR」という言葉の発祥は、たぶん2001年7月18日|ちゆ12歳
  • 「だいしゅきホールド騒動」顛末記|ちゆ12歳

    2020年3月、ツイッターで、だいしゅきホールドに関する騒動がありました。 ある人が、「自分はだいしゅきホールドの発案者だ」とカミングアウト。 それに対して、「あれは嘘で、当の発案者は自分だ」と対抗カミングアウトする人が現れたのです。 前代未聞のだいしゅきホールド人狼。 事態の収拾は難しいと思われましたが、両者の過去の発言ログが精査された結果、騙りが破綻。 村人陣営の勝利でした。 さて。 今日の記事では、この騒動の顛末を、私なりにまとめさせていただきます。 しかし、この騒動については、無料でいくらでも情報が見つかります。 こんな有料の記事を、わざわざ読む必要はないので、お気をつけください。 この記事には、「ちゆ12歳によるまとめ」であるということ以外に、何のアピールポイントもございません。 「ちゆ12歳のマガジン」をご購読くださっている方だけを対象に書いた身内向けの記事なので、ご留意くだ

    「だいしゅきホールド騒動」顛末記|ちゆ12歳
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