この前の土曜からそんなことを考えている。その日、オタ友達と二人で居酒屋で飲んでいた。彼は『バクマン』と『少女ファイト』が王道的少年漫画でありながら何故現代性を帯びているのかについて喋っていた。曰く、「『少女ファイト』は明確なライバルを作らない。キャラクターが対峙するのは常に己のトラウマとコンプレックス。敵を個人の内部に置くことが現代性を生んでいる。対して、バクマンは明確なライバルは存在するが主人公たちの漫画論や薀蓄が読者と擬似コミュニケーションをし、触発された読者は自らも漫画論を語りだす。非常にブログ的な漫画。漫画キャラにトラックバックを送ることで読者たちのコミュニケーションも活発になり、盛り上がる」。内容の是非はともかくとして、僕は彼の話を聞くのが好きだ。そして、話題はニコニコ動画になった。彼は「実況動画」にハマッていると教えてくれた。ゲームをやりながらプレイヤーのトークするというもので