差別用語を連発されて知った、マイノリティの価値観 エジプトに滞在していたある日、道で地元の学生(多分中学生くらい)に囲まれたことがありました。 僕みたいなアジア人は彼らにとって珍しかったようで無邪気に声をかけてきたんですが、そのテンションで彼らは僕に「イエロー」と言ってきたり、「目をほそめる仕草」をしたりしてきました。 彼らにとってはそれはただのじゃれ合い、何の気なしに行われていることで、言われる側のアジア人だって特に気にしないだろうという前提での行動だったと思います。僕としても仲良くしてくれるのは嬉しかったのですし、相手は大人ではありません。 それでも、残念ながらいい気持ちにはならないですよね。 「少数派の人が何をどう感じるかは理解され辛い」 少数派の人たちの気持ちを察することができずに、無意識のうちに、簡単に、人を傷つけてしまうということを、少数派の立場として感じた経験でした。たまたま
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