四六時中スマホを手放さず、SNSで誰かと繋がっていると、望むと望まざるとにかかわらず、膨大な個人情報を日々ネット上に残していることになる。では、自分の個人情報はどれだけ流出しているのか? セキュリティの専門家や被害者、さらには記者の検証により、個人情報ダダ漏れ社会の実態を詳らかにする! 盗聴器発見業の第一人者である藤井正之氏は、最新の盗聴被害のパターンについて次のように語る。 「コンセントを利用した盗聴が大半です。カバーは簡単に外せるので設置が容易ですが、裏に盗聴器を隠されたらまずわかりません。あとはパソコンのコード類を差したテーブルタップの中に盗聴器を紛れ込ませる手口もあります」 どんな人が盗聴されやすいのか。 「浮気などの疑いを持たれる人や客がストーカー化しやすい水商売の人が多い。ちょっと留守にした隙や風呂に入っている間に仕掛けられます。オフィスでも情報を握るため社長が会議室に盗聴器を