健康計測機器メーカー、タニタの社員食堂レシピを再現したメニューが18日、佐賀大学の学食に全国で初めて登場した。記念イベントとして、同大理工学部出身の谷田千里社長(39)が講演、学食では「500キロカロリーのまんぷく定食」が提供され、参加者は、ヘルシーで満足感も得られる食事を堪能した。 母校の教壇に立った谷田社長は、参加者190人を前に、身につけているだけで1日の消費カロリーを測れる計測器や、睡眠の質を測る「睡眠計」など、ユニークな商品を紹介。「『食べていないのに太る』と悩む人がいるが、食事の量は少なくてもちょこちょこと菓子をつまんだり、動かなかったりするんです」と話すと、心当たりがある参加者から笑いが漏れた。 講演後は「社員は健康ですか」「若い人に望むことは」と質問も。「がっちりした体格の人もいるが、他企業に比べると病気になる人は少ない」「時代に逆行するかもしれないが、就職後数年はプライベ