自動車メーカーの「スズキ」は、インドで新型コロナウイルスの感染が急拡大している影響で、インドにあるすべての工場を停止すると発表した。 インドでは、感染の急拡大で、医療用の酸素不足が深刻になり、工業用の酸素を医療用に回す措置がとられている。 このためスズキは、主力市場のインドにある3つの工場すべてを5月1日~9日まで停止することにした。 現地にあるスズキの子会社は、「現在の状況では、酸素は、すべて命を救うために使われるべきだ」としている。 一方、今回の生産停止は、メンテナンスのために6月に予定していた稼働停止を前倒しするもので、減産にはならないとしている。