講演、メディア出演、執筆などを通じて、炎上の「火消し」からフェイクニュース対策まで幅広く発信している小木曽健氏によるネットニュース分析、推察コラム。 先週、リポビタンDの広告が「性差別」で「時代遅れ」だと派手にバッシングされたんですが、コトの発端は男女のタレントを起用した車内広告でした。 【男性タレント版】 「時代が変わると疲れも変わりますからね」 【女性タレント版】 「仕事、育児、家事。3人自分が欲しくないですか?」 このコピーに対し「女性だけが仕事、育児、家事を押し付けられている」「女性だけ大変な目に遭わせるのか」と噛み付いた人たちがいるそうなんですが……そ、そうなの? あの、コレって男女差別じゃなくて(センス云々はともかく)、実際に「仕事×育児×家事」で大変な女性がいて、その人をターゲットに広告を打っているだけでは。 「こういう広告のせいで、女性に押し付ける世界が続いてしまうんだ」と