先物取引とは、将来の決められた日に取引時点の価格で売買することを約束する取引です。投資のなかでもリスクが高い方法のため、漠然と「先物取引は危険」というイメージを抱いている人は多いのではないでしょうか。 しかし、先物取引は一般的な商取引でも行われており、一概に「危険」な取引とはいえません。 また、専門用語が多く取引形態も複雑なため、わかりにくいと感じる人もいるでしょう。 今回は、先物取引について正しく理解するために、先物取引の仕組み、専門用語の意味、リスクについて具体例を交えながらわかりやすく解説します。 先物取引ってどんな取引? イメージと取引の種類 先物取引とは、将来の期日に、取引の時点で決めた価格で売買することを約束する取引です。将来の取引を約束するだけのため、取引の時点で実際の現物や金銭の受け渡しは行われません。 そうはいっても、この説明だとよくわからない…と感じる人もいるでしょう。