このページでは、Linuxを使うなら知っておきたい「ファイルモード」と「パーミッション」の基本を、分かりやすく解説します。 ファイルモードとパーミッションによるファイルの保護LinuxのようなUnix系OSでは、ファイルやディレクトリに「所有者(オーナー)」と「グループ」が設定されます。そして、「所有者」「グループ」「その他のユーザー」ごとに「パーミッション(アクセス権)」も設定されます。このパーミッションは、ファイルモードという形で参照/設定できます。 この仕組みにより、ユーザーによるファイルやディレクトリの利用が制限されます。ユーザーがシステムを壊したり、他のユーザーのファイルを勝手に変更したりといった問題が起きないよう「保護」されているわけです。 実行ファイルのファイルモードとパーミッション具体的に見ていきましょう。以下は、「ls -l」コマンドで「/bin/chown」の詳細を出力