約1年間のライブ活動休止を経て、再始動したサカナクション。グループの中心的存在でヴォーカルとギターを担当する山口一郎は、様々な新たな取り組みを始めていた。 クリエーターやアーティストとコラボレーションした音楽によって、新たな文化の発信を目指すイベント「NF」や、初めて手がける映画の劇伴制作、そして自らのレーベル立ち上げ…と、音楽を追求するカリスマは、新たな挑戦を続けている。 そのひとつ、サウンドディレクターとして初参加したパリコレクションでは、山口は「バイノーラル音源」を駆使したステージを作り上げた。「バイノーラル音源」とは、特別なマイクで録音することで、360度の音波と距離感が表現され、ヘッドフォンやイヤフォンだけでこれまでにない臨場感が得られる音源のこと。今回、番組内でも視聴者の方々へこの音源を体感してもらうべく異例の取り組みを行う。(バイノーラル音源の臨場感を楽しむためには、ヘッドフ