「読み書きができない」。そんな現実と向き合いながら、この70年を過ごしてきた人々がいる。戦中戦後の混乱の中で教育の機会を奪われた彼らは、80歳を超えた今、「学び」を始めている。「読み書きがしたい......」純粋な勉強への思いとともに、今日も机に向かう。 (Yahoo!ニュース編集部) 2010年の国勢調査によると、小中学校に在籍したことがない、または小学校を卒業していない「未就学者」の割合は、全国では約0.1%。それに対して沖縄は6倍の0.6%で、その値の高さは全国で1位となっている。 戦中戦後の混乱期に義務教育を受けることができなかった人数は、沖縄県の調査によると、県内で約1600人。その多くは、小学校の教育、読み書きを学ぶ機会すら失ったままの人たちだ。3年前、そんな人々のための「学びの場所」が沖縄市にできた。 教室には「勉強をしたい」というオジイ、オバアたちが通っている。
![「私は、ずっと無学だった」沖縄のオバアが通う学び舎 - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1c20ddad86e96a404601289060de20e23d242499/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews-pctr.c.yimg.jp%2Fr%2Fiwiz-tpc%2Fimages%2Fstory%2F2016%2F2%2F3%2F1454488179_1454488178_1454488171_56_08700032-x950-y360.jpg)