昭和初期の書籍広告。やたら勢いがあるがどんな本なのかさっぱりわからない。 僕も一見して「いったいどんな内容なんだろう?」と気になった。なので、国会図書館に行ってきた。 島洋之助『童貞の機関車』 『童貞の機関車』は国会図書館内のパソコンで、スキャンされたものを見ることができた。 ちなみに国会図書館はわりと最近の雑誌もデジタルデータ化しているうえに、記事別に検索することができ、好きなライター名とかで検索すればとても楽しい時間が過ごせます。印刷もできて便利です。 広告と同じように、表紙や序文を見ていても、何がなんだかわからない。著者のプロフィールすら載っていない。 ページをめくるとまず「童貞」と題されたイラスト(ルネッサンス絵画?)が登場する。 次をめくると今度は「光」。何なんだ。こういう本編と関係あるのかないのかわからない絵が何枚か冒頭にあった。 扉のイラストはこんな感じ。ブロードウェイのショ
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