ハイテク大手Cisco Systemsが人材の「再編」に着手した。同社は今週、従業員のレイオフを開始したことを認めた。 通信サービスプロバイダーや大手企業向けにインターネット関連機器を販売しているCiscoは今週、カリフォルニア州サンノゼの本社で、およそ250人の従業員を解雇した、とThe Wall Street Journal紙が米国時間2月26日付けで報じた。同紙によると、Ciscoは米国内およびそれ以外の国々の支社でも人員削減を実施したという。 世界的不況の深刻化に伴い、他の大手ハイテク企業も人員削減を進めている。Microsoftは向こう18カ月間に5000人を削減すると発表した。また、ソフトウェアメーカーのSAPなどもおよそ3000人を削減する。 しかしCiscoは、今回の人員削減は、成長分野への注力に伴う業務上の通常の成り行きと主張する。 Ciscoは声明の中で、「われわれはビ