宝クジの期待値が低いことはよく知られている。「633回年末ジャンボ宝クジ」の資料から計算すると、300円のクジに対して当選金額の期待値は150円ぐらいにしかならないので、宝クジを買うことは激しく損な行為であることは間違いない。 ところが並んでまで宝クジを買う人は沢山いる。得する可能性が著しく低いのに宝クジを買うというのは、そこになんらかの楽しさがあるからだろう。 ジャンボ宝クジを100枚(3万円)買うシミュレーションをしてみると以下のようなことがわかる。 大体数千円ぐらいは当たる (2万円以上損するわけだがゼロになるわけではない) 100回に一回ぐらいは利益が出る つまり、3万円買っても2万円以上損することがほぼ間違いないのだが、4億円当選を期待するという楽しみがあるし、タマには儲かることがあるし、どれだけ当たっているかを調べる楽しみもあるので、レジャーのような楽しみ方をされているのかもし