2023年のチャールズ3世とカミラの戴冠式のため、エディンバラ城から運び出されるスクーンの石 スクーンの石(スクーンのいし、英語: Stone of Scone、スコットランド語: Stane o Scuin)は、代々のスコットランド王が、スクーンにおいてこの石の上で戴冠式を挙げたとされる石であり、スコットランドを象徴する文化遺物の一つである。運命の石(Stone of Destiny)と呼ばれることも多い。石の寸法は、66.0 cm × 42.5 cm × 27.0 cm(中サイズのスーツケース程度)、質量は、約152 kgである。石の両サイドに運搬のための鉄輪がついている。 座面の直下にスクーンの石が嵌め込まれたエドワード王の椅子を描いた1855年の絵画 1914年、サフラジェットによる爆発事件で損傷したエドワード王の椅子。下部にスクーンの石がはめ込まれている 伝承によれば、この石は、