千葉県印西市の大型商業施設「BIGHOPガーデンモール印西」の観覧車で11月、女性客2人が約20分閉じ込められていたことが3日、分かった。係員が乗客全員が降りたと勘違いして停止させたのが原因。 観覧車を運営するシーキュー・アメニック(高松市)の千葉営業所によると、11月6日午後6時45分ごろ、乗客2組のうち1組が降りた際、運行管理のアルバイト女性(62)が停止させた。女性客2人はゴンドラ内に掲示されていた緊急連絡先に携帯電話で電話し約20分後に降りた。 観覧車は最も高い位置で地上から約50メートル。 アルバイト女性は「完全にうっかりしていた」と謝罪。乗客の乗ったゴンドラをホワイトボードに書いて確認する規定も怠っていた。近くにいた社員(22)も券売機の集計作業中で気付かなかった。