★『シュルレアリスムと画家叢書 骰子の7の目』(河出書房新社) 今年、創業120周年を迎えるという河出書房新社が120周年を記念した出版プロジェクトを発表している。 その第一弾は、「骰子の7の目」*1の増補新版。叢書名「シュルレアリスムと画家叢書」と題されており、シュルレアリスムの画家たちを一人一冊で解説したもの。もともと、1973年から1978年にかけて刊行された全11巻+別巻1のうち、今回の増補新版では、6巻を選び再編集しているとのこと。 叢書全体の編者は、ジャン・ソセ。日本語版の監修は瀧口修造。彼が同叢書に寄せた文章は、今日、『コレクション瀧口修造 第3巻』(みすず書房、1996)に収録されている。 以下は、前回刊行されたヴァージョンのリスト。末尾に「*」を付した巻が今回増補版として刊行される書目。 ★ルネ・パスロン『第01巻 ルネ・マグリット』(巌谷国士訳、1973)* ★サラーヌ