<48> 寒い国と暑い国では好まれる色が違う? 人間は光によって色を識別していますが、太陽光の強弱、太陽が当たっている時間(日照時間)の長さ、つまり、住んでいる国や地域によって色に対する感覚が違っているといわれます。 結論から先にいうと、日照時間が長く、陽射しも強くて暑いところで暮らしている人は、赤に対する感覚が鋭くなり、日照時間が短く、日差しも弱くて寒いところで暮らしている人は、青や緑に対する感覚が鋭くなるのだそうです。さらに、こうした色に対する感覚の違いは、そのまま色の好みに結びついていきます。暑い地域に住んでいる人は、赤、オレンジ、黄などの暖色や原色を好み、寒い地域に住んでいる人は、青・青緑の寒色やパステル調を好む傾向があります。このように普段浴びている太陽光線の強さや量によって、好みの色が違ってくることを、「パレット効果」と呼んでいます。 好みの色の違いは、その国や地域の文化や国民
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く