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    772 品 と 容 器 2015 VOL. 56 NO. 12 1.はじめに 料自給率向上の基幹作物として米は重要な品 目である。そのため米の消費拡大が料自給率向 上に直結する。しかし炊飯米としての米の消費量 は年々低下しており,歯止めがきかない状態であ る1) 。要因は様々な議論がされているが,結果と して米消費低迷の一方で油脂・畜肉の消費拡大お よび輸入小麦の比率が拡大しているのも事実であ る。農水省としては,現在80% 以上を輸入に依 存する小麦消費の一部に米が置き換えられること で,米消費拡大および自給率向上を促したい考え である2) 。そこで新たな米の利用方法として,米 を米粉として加工する品(既存の小麦粉製品へ の展開:米粉パン,米麺等)の開発が推進されて いるが,米粉用米の生産も H23年度をピークに 減少に転じているのが現状である。 2.米のダイレクト Gel 転

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