明日はいよいよ３才牝馬のクラシック第一弾桜花賞が行われますね。 今年は全国的に桜の開花が遅れてしまい、昨日一昨日あたりで満開を迎えたところも多いのではないかと思います その満開の桜の中をうら若き乙女たちが駆け抜けます。 木曜日に枠順が確定し、金曜日から前々日発売が行われ、予想通り４戦無敗のソウルスターリングが現状では単勝１.１倍の圧倒的な支持を集めています ココまでくるともうディープインパクト級、馬券になるかならないかではなく、この馬がどのような勝ち方をするかというところに興味がそそりますね 同馬を管理する藤沢調教師も重賞勝利数１００勝に王手が掛かっており、見事このソウルスターリングでそれを達成するのではないかと思っています。 まぁ、競馬ですから何が起こるかはわかりませんが、思わぬアクシデントでも無い限り、この馬の勝利を信じてよろしいのじゃないでしょうか！ こういう圧倒的な大本命馬が頭から

この土日は中山、中京、阪神で重賞が４レース、そして海の向こうのドバイでは日本で馬券が買えるレースが３レースと全部買う人にとっては大忙しですね。 明日は中山の日経賞、阪神の毎日杯が行われますが、出走頭数が極端になりました。 毎日杯の方はわずか８頭立てですが、片や日経賞の方はフルゲートの１６頭とメンバーが揃いました。 日経賞が１６頭立てでえ行われるなんて珍しくないですか？ ちょっと管理人の記憶の中では思いつかなかったんで調べてみたら、なんとこの頭数で施行されるのが初めてのことでした。 毎日杯の方はまぁ、サトノアーサーから馬券を買っておけば当たりそうな感じがしますので、予想の方は日経賞の方を行いたいと思います。 これが例年のように１０頭前後の頭数ならば実力通りに決まる確率も高いんでしょうが、狭い中山でフルゲートとなると一筋縄で収まりそうな感じがしません 現時点で１番人気になっているゴールゴアクタ

今日は東でヴィクトリアマイルへの前哨戦でもある「中山牝馬Ｓ」と西では桜花賞トライアルの「フィリーズレビュー」が行われます どちらも牝馬の重賞でフルゲートの多頭数、形相的に一筋縄では収まらないような雰囲気を醸し出しています ソウルスターリングとリスグラシューの２頭が先に行われたチューリップ賞を使ったので、このフィリーズレビューはその２頭を避けた馬の大挙出走ということで更に難解差が増しています こちらでは古馬の方の牝馬重賞「中山牝馬Ｓ」を予想したいと思います。 一口クラブに所属する牝馬は基本的に６歳３月で引退となる規約になっており、毎年このレースも６歳牝馬たちの引退レースともなっていますね。 その大将格はなんといってもマジックタイムでしょう Ｇ１にこそ手が届かなかったものの、これまで中山マイルで重賞を２勝という実績を作りました。 ルメールとの相性も抜群で盤石の態勢でこの引退レースを迎えることに

競馬界というところにももちろん出会いと別れがあります ２月の最終週といえば毎年のこと、お別れを告げる騎手と調教師が出てきます 騎手人生に終止符を打ち、これからは調教師として活躍するジョッキー、そして定年を迎えられる調教師の方々。 いままでほんとにお疲れ様でした、それぞれの第二の人生を有意義に、そしてまた違う道で頑張ってもらいたいと思いますね。 それに合わせて今週から舞台も変わり、春競馬の開幕として中山、阪神開催がスタートします。 春の訪れを感じさせ、そしてクラシックの足跡が序々に聞こえてきました。 まず、こちらでは中山で行われる伝統の中距離戦の中山記念を取り上げます。 出走頭数こそ１２頭と少ないものの、Ｇ１ホースが４頭も揃い見応えは十分にありそうですね ココを叩いてドバイへ向かう陣営、また新設のＧ１大阪杯へと向かう青写真を描いている陣営とが相まみえる一戦です さらに、このレースの勝ち馬は大

今週末は２月の最終週。 毎年のことながら今週末の日曜日は引退を迎える騎手や調教師のことで話題になります。 中でも一際目立つのが、なんといっても武幸四郎騎手じゃないでしょうか 時は１９９７年、今から２０年前の３月２日の日曜日。 忘れもしない、デビュー二日目の新人ジョッキーが、重賞のマイラーズカップで武邦彦厩舎の１１番人気オースミタイクーンに騎乗し、見事勝利に導き誰しもが驚く大番狂わせを演じました！ こりゃ～、すげぇ奴が出てきたなぁ、もしかしたら兄武豊を超えるジョッキーになるんじゃないか！？ 当時、そんな想いを抱かせてくれたものでした。 あれから２０年の歳月が流れ、結果的には偉大な親父や兄には遠く及びませんでしたが、彼は彼なりに頑張ってきたんじゃないかなと思います！ 彼のお手馬でもあったメイショウマンボを始め、１０番人気で勝利した秋華賞のティコティコタック、９番人気でＮＨＫマイルＣを勝ったウイ

先日、春一番が吹いた東京では４月中旬の少し汗ばむ陽気になりました そうかと思えば夜が明けたら一転、北の風になって冬に逆戻り こうも気温の乱高下が激しいと着る物にも困りますし、体調を崩しやすいですよね そうこうしてるうちに今年初っ端のＧ１フェブラリーＳを迎えました！ 今年のフェブラリーＳはメンバーが揃ったとはいえまさに群雄割拠 おまけに有力２騎の主戦ジョッキーが直前で戦線離脱して、乗り変わりの事態になるという極めて珍しいことも戦前に起こっています 前売り段階では前哨戦の根岸Ｓを大外一騎の末脚で勝利を物にしたカフジテイクがわずかながらの１番人気 単勝一桁台の馬が全部で６頭もいる混戦レースになっています 古豪か、それとも新興勢力か、どちらを優位に取るかというのがこのレースの１つのポイントではないかと思います 結論から言うと、新興勢力組を狙いました。 ということはどういうことかと言いますと、このフ

さぁ、やってまいりました！ ２０１７年、初っ端を飾るＧ１レースは恒例のダートＧ１フェブラリーＳです。 去年はモーニン、ノンコノユメ、Ｍデムーロ＆Ｃルメールでのワンツー決着でしたね 今年も去年の１、２着馬は揃って参戦、別掲のように豪華なメンバーが揃いました。 ただ、去年とは形相が違うのがもしかしたら１番人気、２番人気を争うはずであったカフジテイク、サウンドトゥルーの両馬の主戦騎手が共に戦線離脱。 カフジテイクに跨る予定であった福永祐一は靭帯を痛めたということで長期の戦線離脱を余儀なくされました サウンドトゥルーの主戦大野は騎乗停止処分で、騎乗が不可能になりました。 よって稀に見るような出来事で今年のフェブラリーＳはレース以前から暗雲が立ち込めているといっても過言ではないでしょう 福永が跨るはずだったカフジテイクは恐らく津村が跨りそうな感じですが、サウンドトゥルーの方はいまだ鞍上が未定となって

これも時の流れなんですね！ あのスペシャルウイークが種牡馬を引退して、今後は北海道日高町の日高大洋牧場へ移動し、功労馬として余生を過ごすことになりました。 偉大な種牡馬であったサンデーサイレンスの直子で、名牝と言われたブエナビスタやシーザリオ、菊花賞馬になったトーホウジャッカルやリーチザクラウンなどを輩出しました。 現役時代に管理人は馬券でもお世話になった思い出深い馬でもあります。 もうそろそろ武豊がダービーを勝ってもいいんじゃないか？そう思えた１９９８年当時でした 同期にはキングヘイローやセイウンスカイなどがいましたね。 皐月賞では上記２頭に及ばず３着に甘んじてしまいましたが、続くダービーでは武豊の手綱に導かれ見事人馬共にＧ１制覇を成し遂げました。 武豊にとってもこれが初のダービー制覇、勝利ジョッキーインタビューの時の彼の満面の笑顔が今でも脳裏に焼きついています ダービーは絶対に武豊が勝

今週は東京で３歳クラシックへの登竜門でもある共同通信杯が行われます。 ゴールドシップ、イスラボニータ、リアルスティール、ディーマジェスティと近５年の勝ち馬の内４頭が後にＧ１を制しており ２着馬にもドゥラメンテやディープブリランテといったビッグネームがいる出世レースでもありますね。 とにかく、最近の傾向としては皐月賞と直結しているところからもこのレースの勝ち馬には今後も注意を払いたいところで 今年もここからスターホースが現れるか注目の一戦となります。 東京スポーツ杯の勝ち馬のブレスジャーニーは弥生賞からの始動になりますが、そのレースの２着、３着馬が揃って参戦してきました！ 恐らくスワーヴリチャード、ムーヴザワールドとこの２頭が１番人気、２番人気を争うものと思われます。 どちらも現時点では甲乙つけがたいものがありますね ただ、デビューから主戦を勤めてきて、サトノアレスを朝日杯勝利へ導くなどまだ

先週は降雪の影響もあり日曜日に行われるはずだった日経新春杯が火曜日にスライドされるという事態になりました。 時期的にこういうことがよく起こりえることだけは競馬ファンなら常に頭に入れておきたいところですね 日曜日に行われた明け３才馬による重賞の京成杯は小粒のメンバー構成でしたが、田辺騎乗のコマノインパルスが強い競馬をしてクラシック戦線へ一歩リードした感じがします ただ、今年の３才牡馬戦線は去年が豊作だったこともあり、今年は若干不作とも言われていますので、まだまだ先に注目を浴びそうな馬が出現する可能性があるでしょう。 火曜日に行われた日経新春杯はやはり強い明け４才馬同士による決着でしたね！ 勝利を収めたミッキーロケット、小差で負けたシャケトラは今後も重賞戦線を賑わしてくれそうな活躍をしてくれそうです 史上最強世代の明け４才馬ですので、とくに勝ったミッキーロケットは今後のＧ１戦線でも要注意馬にな

年間Ｇ１レース３勝のモーリスか、それとも最後の有馬記念でキタサンブラックを破った菊花賞馬のサトノダイヤモンドか、はたまた春の天皇賞とＪＣを制したサブちゃんのキタサンブラックか？ この３頭のうち、どの馬が年度代表馬に選ばれるんだろうと思っていましたが、個人的な予想とは裏腹にキタサンブラックが２０１６年の年度代表馬に選出されました。 管理人自身は海外Ｇ１を２勝し、最後の香港Ｃを連覇して有終の美を飾ったモーリスが２年連続で受賞するかなと思っていましたが キタサンブラックは年間を通して日本国内での主要なレースに出走し続け、すべて安定した走りを見せたところがポイントとなり今回の受賞に至ったのではないかと見ています いずれにしろキタサンブラック陣営には心から祝福をしたいですね そして、そのキタサンブラックの手綱を取り常に強い走りを見せた武豊にも拍手を贈りたいです オーナーでもあるサブちゃんは感無量でし

当メディアをご覧になって頂いています皆様へ 新年明けましておめでとうございます、本年も何卒「日刊競馬キュレ！」を宜しくお願い致します。 １年の計は「金杯」にあり！ コレ、我々競馬ファンの想いを賭けたキャッチフレーズでもありますね ぜひ、金杯を的中させて幸先良いスタートを切ると同時に、美味しいお酒を飲みたいところですね 早速ですが、東西金杯の予想をしていきましょう。 金杯だからということで、サイン競馬が持てはやされるところではありますが ココは正攻法的な角度から見ても、やはり「明け４歳馬」というのは重要なキーワードだと思います その「明け４歳馬」が中山と京都の両金杯に出走をしてきました。 現在１番人気に支持されているストロングタイタン、そして３番人気に支持されているドレッドノータス共どちらも関西馬。 どちらに重きを置くか迷いましたが、ココは２０１６年のリーディングトレーナーとリーディングジョ

いよいよ本日は２０１６年の総決算グランプリ有馬記念のファンファーレが鳴り響く時がやってきました。 水曜日に行われた枠順抽選会、それからかなりの時間があったので皆さんすでに予想の方は固まっていらっしゃると思います 今年の有馬記念は堅く収まるのか、それとも波乱が起こるのか？ 神のみぞ知る！というところなんですが、それにしても「またかよ、いい加減にしろ！」といいたくなるキタサンブラック武豊の１枠１番！ そして、それとは正反対に不運？を通り越して逆に神業ともいえる蛯名の３年連続の８枠１６番！ コレ、皆さんはどのような受け止め方をなさったでしょうか？ たぶん、普通に真正面から競馬と向き合っている方々には「武さん、引き強い！」、「北島三郎は運がいいんだなぁ！！」と映ったでしょう(笑) 逆に捻くれてる私や、サイン・オカルト馬券派の人から見たら、「茶番劇、ご苦労さまでした」ってところですね(爆) まぁ、事

時は１９９０年、まだバブルの絶頂期です！ 「バブル」という時代を知らない方には恐縮ですが、今思い返せばほんと良い時代でした。 とにかく世の中にはお金というものが溢れかえっていました 人々の財布の紐は緩く、毎夜繁華街では浮かれて飲んだくれて道端に転がっている人たちが五万といました どこの店も商売繁盛、夜中の３時になってもタクシーは捕まらない クリスマスとかになれば２０代そこそこの若造が女性を連れてヘリコプターをチャーターし、夜景を楽しみ、高級ホテルに泊まり、ブランド品を好きなだけプレゼントなんていうのも当たり前。 株はどんな株を買っても上がり、不動産は天井知らずで上がり続けました。 就職戦線は完全なる「売り手市場」。 とにかくどこの企業も人手が欲しくて仕方なく、会社の説明会にいけば豪華な昼食をご馳走してくれたり、内定なんて簡単に貰えたほどの手厚い待遇。 こういう時代がほんとあったんです、信じ